学校に行こう!〜昼休み〜




「………」
「………」
「あ、あの、ジョット様、ムクロくん、もうお昼の時間なんですけど…」
「………」
「………」
「あの〜…」
「ですって。あなた食べたらどうですか、ジョット」
「何言ってんだ、被写体が動いちゃいけないだろ」
「想像で描きますからどうぞ」
「見る:描く=3:1ってくらい、見るのは大事なんだぞ」
「…それ、誰の言葉です?」
「近所の画家さん」
「あのねぇ、あたかも自分の言葉みたいに言わないで下さいよ! 大体僕は人より数倍よく物を見ていますから。そうでなきゃ幻術なんて使えません」
「そういうことは俺の方見て言わないと説得力に欠けるぞ」
「………」
「………」
「あ、あの〜…」
「ほら、教師が困ってますよ! 意地張ってないで食べたらどうなんですか?」
「それはこっちの台詞だって! というか、お前が描き終わらないと俺も食べられないの!」
「だから想像で描くから食べてていいですってば! むしろとっとと食べに行きなさい!」
「だーかーら! ちゃんと見て描けよ! むしろ見ろ!! ほらほら、こっちだぞ〜」
「犬に言うみたいにするのやめてくれます!? 見ればいいんでしょう、見れば! ほら!」
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
「……〜〜〜みっ、見ないで下さい!!」
「ぷっ! ははっ、やっぱ見れないのか! ぷふっ、はははっ、可愛いなぁ、骸!」
「黙りなさい!!!」

 きーんこーんかーんこーん…

「二人とも、お昼を…」

 きーんこーんかーんこーん…

「あぁ、終わっちゃった…」


















結局描けない骸さん。